北海道には富士山と同じ形をした山があります。
標高1898mの羊蹄山です。
この登山には少しためらいがありました。
多分キツイ登りになることが予想できたからです。
片道5時間ほどのコースタイムに加え標高差は1500mほどあり、富士山の五合目~山頂までとほぼ変わりません。
でも「天気がもっている、今日、登る。」と決めて、朝8:30、ニセコから近い半月湖野営場の横、比羅夫コースから登山を開始しました。
「楽勝」と思って足が進むのも2合目まで。
その後はずっと苦行続きで写真を撮る余裕はまったくなかったです。
4合目から5合目は大きな岩の連続。
前日の登山の太腿へのダメージがひびいて、何度も引き返そうと思いました。
そんなときに励みになったのはリスとノネズミの愛くるしい姿です。
何度も登山道に顔を出して、私を見て引っ込んでいるその姿に思わず「何してるのよ(笑)」と一人ツッコミをいれてしまいました。
なんとか足を引きずり7合目まで到着。
そうすると昨日イワオヌプリの山頂でお会いした男性とまた遭遇。
「明日は樽前山に行こうと思う。まだまだ山頂まであるよ。がんばってね。」
「ありがとうございます。私も明日、樽前山の予定です。」
2日連続どころか3日連続で同じ山を選択するとは、奇遇すぎて笑いました。
9合目まで到着しても、そこからもまだ道は続きます。
ガスっていて先が全然見えません。
お鉢の回りの途中では、山地図に「岩場危険、迷いやすい」と書かれていたにも関わらず、誤ってお鉢の中に向かっておりて行ってしまっていました。
幸いすぐにトレース外しているのにも気がつき、休憩中の方も気がつき呼び戻してくれ、大事には至りませんでした。
疲れて視界がないときにボーッと歩くと簡単に遭難しそうです。
ようやく山頂に到着して一応写真を撮ることができました。
大きすぎて私のレンズでは全貌を捉えられない父釜です。
この写真をピークにもう下も見えずに14:00になったので、下山することにしました。
帰りは本当に辛かった…。
独りで下山するのが嫌だったので、前を歩いていた家族についていこうとして猛ダッシュで下山して追いついたところ、子供たちが「はえー!俺たちもスピードアップする!」と言って、ついてくるのです。(笑)
私は競争する気はありませんでしたが、少しは競っている雰囲気を出さないと悪いかなぁ…と。
抜いて抜かされ、気がついたら2時間20分で下山。
下山後、荷物を片付けていると雨が降り出しました。
子供たちに感謝。
子供たちもグッタリしていたけど、私もグッタリです。
富士山よりも全然辛いよ…羊蹄山。
帰りは川上温泉(0136-42-2566:入浴料500円)で汗を流しました。
お家のおふろを大きくした雰囲気なのに、源泉掛け流しの温泉。

K
埼玉県在中。旅することが大好き。30歳にすべての仕事を辞めて火山を登りながら車中泊で日本を一周が終わり日常に戻りました。もうアラフォー・・・になったのですが、気が向いたときにブログの更新をします。
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