7月 2014 archive

【秋田県】湯沢市の川原毛地獄、大湯滝、泥湯温泉へ行く。

湯沢市には人知れずすごい場所がたくさんある。
基本的には秋田県はすごい場所もすごいと思っていないようで、控えめで観光アピール力に乏しい。
それがゆえに秘境的になっていて、せっかく知っても独占してしまいたい気持ちもある。

ただ、昨日は実は登山メンバーの方のお宅に泊めていただいた。
見ず知らずの私にそこまでしてくれる親切でアピールをしない湯沢市民のために代わりに書きたいと思う。

まずは湯沢川原毛地獄。
硫化水素で漂白された石、生物を寄せ付けない雰囲気、そして人知れず閑散としているところが本当に地獄の様。
のぼりはだいたい30分、くだりは20分かかる。
ただし硫化水素ガスがたくさん出ているときなどは、自分で裁量を見極め登らずに降りるものいいと思う。
私はこういう場所が大好きで2往復したが、最後は目が痛くて痛くてもう1往復は無理だと思った。

川原毛

駐車場はお地蔵さん前に停めるのが良いと思う。
ただそれを書いても、曲がり角はどこなの?って皆さん思うはず。
あのね、説明はできません。(笑)
でもね、ここなんです。
須川インターを降りたら左に曲がり、三途の川を渡ると、ポールがたっているところがあるので右に曲がる。
細い山道をひたすらクネクネ7km近く進むと駐車場がある。
川原毛への曲がり角

よくわからないよね?
よくわからないところが秋田県。
あとは地元の方とコミュニケーションしてほしい。
みんな親切で優しいから、きっと控えめに教えてくれるハズ。

次は大湯滝。
そのお地蔵様の前から下に下ること15分。
大自然の中に大きな天然温泉の滝が現れる。
ぜーんぶ温泉で入り放題、泳ぎ放題。
地元の方々は昔は裸で解放的にのびのびと入っていたとのことだが、今はさすがにヌードの人はいなかった。

湯滝

どうしても知りたい人は、湯沢市に直接問い合わせてみるといいと思う。

そして、いったんポールのあった道に戻り、三途の川を背に車で進むこと約30分。
泥湯温泉という、昔の町の面影を残したこじんまりとした泥湯温泉がある。
泥湯温泉

泥湯温泉の外国人

現在営業しているのは、小椋旅館(入浴料:大人300円)と奥山旅館(入浴料:大人500円)だけ。
小椋旅館

私はもちろん小椋旅館(0183-79-3035)に。
中は私だけで、許可を取って撮影した。
こじんまりとしていて、奥の小部屋に源泉の打たせ湯がある。
湯船に触ると…めちゃめちゃ熱い。
ただし冷たい水が底に沈んでいてかき混ぜるとちょうどよくなる。
常連のお客さんに、露天風呂もあって(離れた場所に)旅館の方に言えば入れると教えてくれた。
小椋旅館の温泉

かき混ぜると、ふわっと泥のようなものが舞い上がるので泥湯とのこと。
温度はぬるかったのになぜか体が温まった。
小椋旅館の泥湯

帰り道、湯沢市内にある長寿軒(0183-73-4707)でラーメンを食べた。
この旅で始めての外食。
メニューは至ってシンプルで「ラーメン」か「大盛りラーメン」しかない。
私はもちろん「大盛りラーメン」。
とにかくスープがおいしくて、結構たくさん飲んでしまった。
麺の太さは普通より少し太めかな。
湯沢市に行ったらまた行きたい。
長寿軒の大盛り

えりこ

K

埼玉県在中。旅することが大好き。30歳にすべての仕事を辞めて火山を登りながら車中泊で日本を一周が終わり日常に戻りました。もうアラフォー・・・になったのですが、気が向いたときにブログの更新をします。

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