朝起きると、おそらく台風18号の影響で日本海の海の波が高く、翡翠を探すのにちょうど良い気がしました。
昨日と同じ海岸を散歩しながら翡翠っぽい石や翡翠っぽくない石を探して駐車した場所に戻ると、昨日翡翠をくれたおじさんがいました。
「翡翠ありがとうございました」
「散歩がてらに拾ったやつだからいいんだ。中に青い線が入った翡翠あったでしょ。あれは磨くときれいになると思うから、ネックレスにしなね。おじさんはネックレスいらないから」
後々いただいた翡翠をよく見たら、確かにキレイでした。
その足で、ヒスイ峡に向かいました。
途中、カッコイイ岩肌がだんだんと近づいて見えてきますが、明星山です。
明星山が大きくなってくるとヒスイ峡はすぐ近く。
道が細いので中型のバスまでしか通れません。
ジオパークの方に「ヒスイ峡の水は翡翠の色なのよ」と言われてはいましたが、本当に翡翠色をしています。
上から見て白っぽいものが翡翠の岩石です。
川の流れは速いので落ちたら危険だと思います。
その近くにある、高浪の池にも行きましたが、散歩コースもついている爽やかな池でした。
高台から見ると一望できます。
明星山はやっぱり存在感がありすぎますね。
その後、親不知の道の駅にある「翡翠ふるさと館」で海岸で拾った石が翡翠かどうか確かめてもらいました。
結果、私が拾った中には1個、おじさんからいただいた石の中には3個の翡翠が見つかったのです。
ここには重さ100t越える翡翠が展示してありました。
表面をよく見るとテカテカと翡翠の一部が見えています。
私、今まではくすんだ緑の翡翠（よく中国の細工とかであるやつ）しか知らかったので、翡翠魅力のない石だなと思っていましたが、実はラベンダーの色のものや緑でもパステルカラーっぽいものやグレーのものもあって、翡翠ってかわいいんだなと見直しました。
これは私が拾った石のほうですが、白い中にグレーとエメナルドグリーンが入っています。
この石が翡翠だと言われました。
自分で翡翠を拾えたら旅のお金の足しになればと半ば冗談で思って探していたのですが、ラッキー。
ただ、翡翠の岩石を買い取ってもらえるところがわかりませんでした。
どうやって岩石を売ればいいのでしょうか。
「翡翠ふるさと館」には石の加工をしてもらえるところもついていて、穴あけは700円で行ってくれます。
おじさんにいただいた翡翠は、旅から帰って働いてからここに加工を頼むことにしました。
私が糸魚川の海岸で拾ったお気に入りの石達。
何に使うか用途は決めていませんが、将来、持ち家を持てたら（中古希望）リノベーションを自分でしたいなぁと思っています。
その時には、漆喰の壁に石を埋め込めたら素敵だなと今から妄想をしております。
このあとは大荒れの天気。
富山の滑川を目指したのですが、台風18号の影響でほとんどどこにも立ち寄れませんでした。
K
埼玉県在中。旅することが大好き。30歳にすべての仕事を辞めて火山を登りながら車中泊で日本を一周が終わり日常に戻りました。もうアラフォー・・・になったのですが、気が向いたときにブログの更新をします。
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