須川高原 | みそじ女日本一周、ひとり旅。

栗駒山の登山口は須川高原温泉の露天風呂の横。

朝6時に菅江真澄の絵を巡る登山隊が集合。
出発するときに、昨日話した須川高原温泉の番頭さんが手動でパイプの位置を調節していた。
ものすごい湯量がお風呂に注ぎ込まれる。
昨日は須川温泉で温まり、すぐにテントで就寝できた。

登りながらスタッフの方が源泉の説明をしてくれた。
この源泉も登山道から目視できる。

本日は小室ルートだったので天狗平のところで方向転換。
どんどんと下に下りて巻いていくと「小室」があった。
須川マニアの方やと歴史学、民俗学など専攻の方々は大喜びで、宇宙や山岳信仰についての話をしてくれた。

危険箇所が何箇所もあるので、自身がない人や初めての栗駒山の人には絶対におすすめできないのが小室ルート。
天神平に戻ると山頂までも眺望も良く、あと少しで到着できると思い嬉しくなった。

帰りも昭和湖で一休み。
やっぱりエメラルドグリーンが美しい。
来たときのルートは昭和湖を背にして直進だが、案内図の曲がり角を左に進むと旧火口があるルート。
私たちもそちらを選び、自然の力の大きさや規模を実感して、文化的観点からも自然の大きさ観点からも勉強になった一日でした。

湯沢方面に向かう帰り道、カシマサマを発見。
カシマサマはここら辺の守り神だそうで、一体だけではなくあちらこちらにあるそう。
この集落のカシマサマは飾られている台なども新しく、かわいらしい見た目だった。

埼玉県在中。旅することが大好き。30歳にすべての仕事を辞めて火山を登りながら車中泊で日本を一周が終わり日常に戻りました。もうアラフォー・・・になったのですが、気が向いたときにブログの更新をします。

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