朝5:00に起きて登山に出発しようとしたところで、ほかの登山客の方に話しかけられる。
10人くらいの集団登山の方で、1人前多くお弁当を作ってしまったので良かったら食べてほしいと言われた。
インゲン、ツナ、ハムが入った太巻きを1パックいただいた。
秋田県民親切すぎる…これまでの秋田県民のイメージは「おおらか、時々戦闘民族」だ。
祭りではあんなに激しく戦うのに、普段はとっても親切だ。
鳥海山の登山道は石を敷いてあり道が整っている。
とても歩きやすいが、下りのときは膝が弱い人は辛いかもしれない。
歩き始め、約30分ほどで雪渓に当たる。
前の人のトレースをたどれば特に問題はなかった。
お目当ての鳥海湖まで2時間で到着。
ガスがひどくて何も見えない。
そしてまた、秋田県民に話しかけられる。
「冷たいメロンを食べなよ」
いただくとこれもまた美味しい。
自分のお宅で育てたものなんて信じられない。
稜線に出ると両脇がお花が咲き乱れる。
私は実はお花に興味がないのだが、今回ひとつだけ気に入った花があるので紹介したい。
黒色の下向きに咲いている花は「チョウカイアザミ」というらしい。
この濃い毒々しい色がかえって新鮮だった。
お花畑をすぎると大きな岩が並ぶ登り道になる。
足に負担がかかり結構ここで疲労が溜まる。
はしごなども出てくるので、要注意だ。
「七五三掛」に着いたら次に分かれ道がくるので要注意。
私は何も知らずに右側の「外輪山コース」へ。
実はこのコースの方が遠回りだけど眺望も良いコースだった。
行きはガスっていたけど、帰りは景色が良かったので私は外輪山コースをお勧めする。
新山山頂まではゴーロの後に雪渓歩き。
私は…景色を見て満足(一応、山頂は踏んだので)引き返すことにした。
いただいたお弁当は「七五三掛」で食べた。
いんげんとハム(たぶんスパム)と(たぶん)ツナマヨの組み合わせはこんなに美味しいんだなーっと関心。
量も多すぎて食べ切れなかったので、帰りの車で食べた。
帰り道ではみるみる天気が回復して目的の鳥海湖を拝めた。
ラピュタみたい!
K
埼玉県在中。旅することが大好き。30歳にすべての仕事を辞めて火山を登りながら車中泊で日本を一周が終わり日常に戻りました。もうアラフォー・・・になったのですが、気が向いたときにブログの更新をします。
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