昨日、木曽駒ケ岳に登って初めてテント場があることを知りました。
槍ヶ岳から何も情報をもたずに移動してすぐに登ってしまった私は、テントを持っていきませんでした。
また、山小屋宿泊するほど手持ち金もありませんでした。
一度下山してからその日のうちにもう一度登りなおそうかとも思いましたが、夜の天気は強風、雨。
次の日にリベンジすることにしました。
私が木曽駒に登ったのは、紅葉を見るためではありません。
大好きな御嶽山を撮るためです。
それはそうと、一度登るのに4400円かかる山、木曽駒。
下から自分の足で登ると無料で登れますが、そうすると登りだけで8時間ほどかかります。
出費は痛いけど…背に腹はかえられません。
ロープウェーの中ではガスに包まれてしまい、気分は絶望的でしたが、千畳敷カールまで到着すると、ほとんど晴れ。
雲を抜けた感じです。
今日は防塵マスクとゴーグルも持ってきましたが、硫黄臭はしませんでした。
テント泊(900円)の手続きをして中岳を越えたところにあるテント場にテントを張り、木曽駒ケ岳山頂へ。
この山の夕焼けは御嶽山に沈みます。
それが木曽駒ケ岳山頂から一望できるのです。
到着時は雲が足下周りを覆い、自分のいる山以外は見えませんでした。
太陽が出ていたので暖かく、せっかくなので日の入りまで待ってみることにしました。
ところが16:00になってもまだ雲ばかりです。
諦めようかとも思っていた時、他のグループのおじさんが「雲海はこれからさがるぞ」と話しているのが聞こえました。
16:40頃まで待っていると、雲海の中から噴煙が現れました。
御嶽山です。
今日は捜索が行われているらしく、ヘリの音がずっと聞こえていました。
見ながらいろんな思いがよぎりました。
9/18に御嶽山に登ったあの日、仲良くなった同い年の女の子と連絡先を交換しました。
御嶽山噴火後にその子からは「私はしばらく怖くて山に登れない」と連絡がきました。
私の好きな山は火山、それも活火山がなお大好きです。
怖くないと言ったら嘘かもしれません。
でも、見たい。
写真を撮りたい。
その気持ちだけで登っています。
噴火だけではなく、山は他にも危険な要素がいっぱいあると思っています。
落石、滑落…頼る人がいない一人登山だからこそ、気をつけなくてはいけないことがあります。
私の大好きな御嶽山。
標高3000m越える山なのに、7合目から登れてコースタイムも3時間程度。
道の整備も行き届き「簡単に登れる山」というレッテルを貼っていたのは事実です。
私もあの日(9/18)は、防寒具こそしっかり持っていたものの、食料は昼ごはんのみで登っていましたし、ヘルメットも持っていませんでした。
何が起きるかわからない、ということを考えていませんでした。
自分の身を引き締めると同時に、亡くなられた方のご冥福をお祈りしました。
撮影後、中岳方面に引き返しているつもりでいたのが、別の山に向かう道を降りていました。
10分ほどで気がついて戻れましたが、完全に日が落ちた後なら気がつかなかったかもしれません。
夕飯はカップラーメンを食べて就寝しました。

K
埼玉県在中。旅することが大好き。30歳にすべての仕事を辞めて火山を登りながら車中泊で日本を一周が終わり日常に戻りました。もうアラフォー・・・になったのですが、気が向いたときにブログの更新をします。
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