昨日は磐梯山の八方台駐車場に泊まったので、朝はそのまま登山口へ。
磐梯山ゴールドラインは無料で通行できました。
7:00、登山を開始。
最初はブナの木が生えている揺るやかな道からスタートします。
硫黄の臭いのする中の湯に到着しました。
この景色で、大学時代に母親とこの場所に来たのを思い出しました。
その時は飲み物を持たずに登山を開始したので、すごく喉が乾いて登るのが嫌になってしまってここで引き返したのでした。
山を登っているときは、早く山頂を見てみたくて勇み足になります。
でも、磐梯山の山頂に着いてみたら、私の好きな山頂の雰囲気ではなかったのでした。
「なんだかショボイ山頂だな…」そう思うと、今まで登ってきた道が腹だたしくなり、すぐに下山開始。
往復3時間で駐車場に戻って、すぐに吾妻小富士にむかいました。
吾妻小富士は今までも行ったことがあるのですが、何度見ても素敵な火口。
ざっと一周して、すぐに一切経岳に向かいます。
吾妻小富士の向かいに高層湿原があったなんて今まで知らなかったのです。
山頂に着いたらガスってて何がなんだか見えないのでご飯を食べ始めたところでガスが晴れました。
奥を覗くと五色沼が青々と輝いていました。
でも、一切経岳の山頂から見た吾妻小富士は、角度があわずイマイチ良く見えませんでした。
吾妻小富士をガイドブックのような角度で撮るためにはどこの山に登ればいいのか、自分の目で確認したところピッタリの場所は無さそうでした。
どうしても上から吾妻小富士を撮りたかったので、下山後に思い切って浄土平ビジターセンターの係りの方に聞いてみました。
「このガイドブックの吾妻小富士の写真はどこから撮ったのですか？」
「それは空撮だから、小富士の近くのどの山に登っても同じ角度では撮れないよ」
「えー！そんなぁ…」
「五色沼は見えた？」
「見えました」
「それだけでもラッキーじゃない」
「え？あんまり見えないものなんですか？」
「いや、しょっちゅう見えるよ」
まったくお得感がありません。
吾妻小富士の上からの撮影を諦めた私でありました。
K
埼玉県在中。旅することが大好き。30歳にすべての仕事を辞めて火山を登りながら車中泊で日本を一周が終わり日常に戻りました。もうアラフォー・・・になったのですが、気が向いたときにブログの更新をします。
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